まず、お通夜とは親族のための別れの儀式です。
それに対して告別式は一般弔問者のための別れの儀式です。
お通夜での服装は礼服、若しくは地味目でカジュアルでないものを選びます。
葬儀、告別式では葬儀の形式に合わせたしきたりや言葉使いに注意します。
宗派や地域によってもそのマナーは大きく異なります。
例えば仏式以外では「お悔やみ」、「供養」、「焼香」などの言葉は使いません。
また出棺時は待っている間はコートなど上着を着用していてもいいですが、出棺の時には脱ぐのがマナーです。
また供花、供物についてですが、贈る際は先方に確認する方が好ましいでしょう。
参考までに、葬儀の形式に合った供花、供物をご紹介します。
【供花、供物】
仏式…線香、ろうそく、果物、菓子
神式…海産物、酒、和菓子
キリスト教式…供物は贈らず、白い供花
仏式では魚や肉などの生ものは贈りません。
神式では焼香がないので線香、ろうそくを贈るのもマナー違反です。